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二重埋没の費用相場はいくら?価格の違いとクリニックの選び方を解説

「二重埋没法の費用って、実際どれくらいが相場なんだろう?」
美容整形の中でも人気の高い二重埋没法ですが、クリニックによって料金が大きく異なり、5万円台から30万円近くすることもあります。

こうした価格差は、糸の本数・留め方・医師の技術力・保証内容といった複数の要素によって生まれます。
相場だけを見て「安いから」「高いから」と判断すると、後悔につながることも。

この記事では、二重埋没法のリアルな費用相場から価格が変動する要因、そして失敗しないための判断ポイントまでをわかりやすく解説します。
他の施術法との違いにも軽く触れながら、「あなたにとってちょうどいい費用感」を見極めるための基準をお伝えします。

目次

まず押さえたい!二重埋没法の基本と費用の関係

二重整形には「埋没法」と「切開法」がありますが、初めての二重整形として選ばれることが多いのが「二重埋没法」です。
切らずに行える手軽さと、ダウンタイムの短さ、自然な仕上がりが人気の理由ですが、この施術の特徴を理解することが、費用を正しく判断する第一歩になります。

二重埋没法とは?

二重埋没法とは、医療用の細い糸でまぶたの内側を数か所留めて二重のラインを形成する方法です。
皮膚を切らないため、メスを使う「切開法」と比べて腫れや内出血が少なく、施術時間も10〜15分程度と短いのが特徴です。

埋没法の糸は「まぶたの内部に埋め込まれる」だけなので、必要に応じてやり直しやデザイン変更が可能です。
この“可逆性”こそが、初めて二重整形を受ける方に人気の理由の一つです。

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二重埋没の費用相場は6~20万円程度

一般的な二重埋没法の費用相場は、おおよそ6万〜20万円前後(両目)が目安です。

片目のみを希望する場合は半額前後で受けられることもあります。
また、モニター価格やキャンペーン適用で安くなる場合もありますが、その場合は保証や施術担当医が限定されることがあるため注意が必要です。

価格に幅がある理由としては、クリニック毎の価格設定の他に、「糸を留める数」「糸の留め方」で料金が変動することが多いです。

糸を留める数による費用の違い

埋没法では、まぶたを糸で「何点留めるか」によって価格と仕上がりが大きく変わります。
点数が多いほど二重のラインが安定し、取れにくくなりますが、その分まぶたへの負担や腫れも増し、費用も上がる傾向にあります。

留め数費用相場(両目)特徴
1点留め2〜5万円最も安価。取れやすく、試しに二重を作りたい人向け。
2点留め3〜10万円自然で多くの人に向く。コスパが高く標準的。
3点留め10〜20万円ラインが安定し、持続性とデザイン性のバランスが良い。
4点留め以上15〜30万円高い安定性が得られるが、腫れや内出血がやや増える。

つまり「点数が多いほど長持ちするが、費用とダウンタイムも増す」というトレードオフの関係です。
どの点数が最適かは、まぶたの厚みや希望するライン幅によって変わるため、カウンセリングで医師と相談しながら決めるのが理想です。

糸の留め方(点留めと線留め)による費用の違い

二重埋没法には、大きく分けて「点留め法」と「線留め法」の2種類があります。
この違いも、費用や仕上がりの満足度に大きく関わるポイントです。

留め方相場(両目)持続期間特徴
点留め法約5万〜15万円3〜5年程度もっとも一般的な方法。腫れが少なく手軽。
線留め法約12万〜30万円半永久的なケースも糸を線状に通すことで安定性が高く、取れにくい。

線留め法は糸を連続して留めるため、二重ラインの形成力と持続性が高く、デザイン性にも優れます。
一方で、施術技術が高度であるため、取り扱う医師やクリニックが限られ、費用も上がりやすい傾向にあります。

切開法との料金・持続性の違い

二重整形には、埋没法のほかに「切開法」と呼ばれる施術があります。
どちらも二重のラインを作る方法ですが、費用・持続性・修正のしやすさといった面で大きな違いがあります。
ここでは、埋没法を検討するうえで知っておきたい切開法の特徴を、費用との関係から簡潔に比較していきます。

施術法費用相場(両目)持続期間特徴
埋没法約6万〜20万円3〜5年程度(個人差あり)切らずに糸で留める。腫れが少なく修正可能。
切開法約20万〜40万円半永久的皮膚を切開してラインを形成。強固で取れにくい。

埋没法は費用を抑えながら自然な仕上がりを得られるのが魅力で、一方の切開法は長期的な安定性と持続性を重視する方向けの施術です。

ただし、切開法は一度皮膚を切開して二重ラインを作るため、「取れる」心配がほとんどない反面、修正が難しい・費用が高い・ダウンタイムが長いといった特徴があります。

そのため、「まずは自然な二重を試したい」「将来的にラインを調整する可能性がある」という方には、埋没法の方が適しています。

逆に、「長年維持できる確実な二重がほしい」「何度も再施術するのは避けたい」という方は、切開法を検討する価値があります。

長期的なコスパ・リスクの考え方

費用だけを見れば埋没法の方が圧倒的に安く感じますが、
3〜5年で再施術を行う可能性がある点を考慮すると、長期的なコストは個人差が出ます。

期間埋没法(3〜5年ごと再施術)切開法(1回で完了)
初回費用約12万円約30万円
10年間で2回施術約24万円約30万円
15年間で3回施術約36万円約30万円

このように、短期的には埋没法が安いが、長期的にはコスト差が縮まるケースもあります。
ただし埋没法には「やり直しができる」「自然な変化に対応できる」という柔軟さがあるため、単純に“費用対効果”だけでなく、自分のライフステージや理想の目元変化への適応性も考慮することが重要です。

埋没の費用で後悔しないためのクリニック選び

二重埋没法は「手軽に受けられる施術」として人気ですが、その分クリニックによって料金・プラン・保証内容に大きな差があります。
同じ「埋没法」でも、安さだけで選ぶと後悔につながるケースが多いのが実情です。

ここでは、失敗しないために知っておきたい「費用判断の軸」と「信頼できるクリニックの選び方」を整理していきます。

相場より安すぎるプランには注意

広告で「両目9,800円〜」「モニター価格◯万円〜」といった表記を見かけることがあります。
こうしたプランが必ずしも悪いとは限りませんが、“安さの理由”を正しく理解することが大切です。

よくある「安い理由」

  • 保証なしプラン:糸が取れた場合の再施術が有料
  • 経験の浅い医師が担当:研修目的で低価格提供されるケースも
  • オプション別料金:麻酔・デザイン指定・再診料などが別途発生
  • モニター契約:写真使用・インタビューなどの条件付き
  • 高額プランの押し売り:カウンセリングで強引な営業をされる

表面上の金額だけを見るとお得に感じますが、トータルコストやリスクを含めて判断することが重要です。
特に保証がないプランで糸が取れてしまった場合、再施術費用として10万円以上追加になることもあります。

💡 “安い理由”が「限定条件」なのか「品質・保証の削減」なのかを必ず確認しておきましょう。

信頼できる医師・クリニックを見極めるポイント

価格だけでは測れないのが「医師の技術力」です。
埋没法はシンプルな手技に見えて、糸の通し方・テンション・ライン設計の微調整などで仕上がりが大きく変わります。

信頼できるクリニックを選ぶ際は、以下の観点をチェックしましょう。

  • 症例写真の一貫性:仕上がりが自然で、左右のバランスが整っているか
  • 医師の経歴・専門分野:美容外科としての経験年数・二重施術の症例数
  • カウンセリング対応:希望ラインをしっかりヒアリングし、無理な勧誘がないか
  • 施術実績・口コミ:SNSや美容医療口コミサイトなどで実際の評判を確認

特に埋没法では、「患者ごとのまぶた厚・脂肪量に合わせた微調整」が求められます。
価格よりも、「どれだけあなたの目元に合ったデザインを再現できるか」で満足度が決まります。

信頼できる医師は、“安く売る”より“満足を残す”ことを優先しています。

保証制度について

クリニックによっては、施術後の保証制度を設けている場合があります。
二重埋没法は、時間の経過やまぶたの状態によって糸が緩んだり、ラインをデザインし直したくなることもあるため、保証の有無や内容を確認しておくことは安心につながります。

ただし、保証制度はクリニックごとに考え方が大きく異なります。
中には保証が一切ないプランもありますし、逆に「取れた場合の無料再施術」や「デザイン変更対応」などを設けているクリニックもあります。
「保証付き=必ずしも優れている」「保証なし=ダメ」という単純な話ではありません。

保証内容の例期間の目安備考
糸が取れた際の再施術1〜3年無料または割引対応されるケースあり
デザイン変更サポート1〜2年修正・再デザインを行える場合がある
保証なしプラン初期費用は抑えられるが再施術は有料

二重埋没は「取れたり」「デザインを変えたくなる」ことも多い施術なので、もし希望に合う保証制度があるクリニックなら、費用と内容を確認して検討してみても良いでしょう。

保証制度がない場合でも、カウンセリングで再施術時の費用や対応方針を事前に確認しておくと安心です。
費用を比較する際は、「金額+もしものときの対応範囲」でバランスを見て判断しましょう。

二重埋没の費用に関するよくある質問

モニター価格はなぜ安いのですか?

モニター価格が安いのは、施術後の写真やインタビューを広告素材として使用する前提で提供されるためです。
その分、通常プランよりも大幅に割引されることがあります。

ただし、モニター契約には以下のような条件が付くことが多いです。

  • 顔写真を公式サイト・SNSに掲載する許可
  • ダウンタイム中の経過撮影への協力
  • 施術担当医や日時が指定される場合がある

分割払いや医療ローンは利用できますか?

多くの美容クリニックでは、医療ローンや分割払い(クレジット)に対応しています。
特に10万円以上のプランを選ぶ場合、一括よりも月々払いを希望する方が多く、一般的に以下のような支払い例があります。

支払い方法特徴注意点
医療ローン(信販会社)低金利・長期分割可(最大60回など)審査が必要。総支払額は若干増える。
クレジットカード分割利用上限内で柔軟に支払い可能金利はカード会社により異なる。
現金・振込払い金利がかからない一括のみ対応のクリニックもある。

カウンセリング当日に契約しないと料金が変わりますか?

一部のクリニックでは「当日契約割引」「カウンセリング限定価格」といった仕組みがあります。
ただし、これらは即決を促すための一時的キャンペーンであることが多く、一般的には見積書に有効期間が設定されており、その期間内は料金は変わらないことが多いです。

美容整形は複数のクリニックでカウンセリングを受け、相見積もりを取ることが当たり前なので、即決を強要するようなクリニックに対しては判断を慎重に下した方がいいかもしれません。

最終的な支払い金額はどう決まるのですか?

広告や公式サイトに掲載されている価格は、あくまで基本料金や最低価格であることが多いです。
実際の支払総額は、以下のような要素を組み合わせて決まります。

  • 糸の数や留め方(例:2点留め/3点留め)
  • 麻酔方法(点眼・局所・笑気ガスなど)
  • 担当医の指名料や施術ランク
  • 保証やアフターケアの有無

料金表の数字だけではなく、「どこまで含まれているか」をカウンセリングで必ず確認しましょう。

まとめ|二重埋没法の費用は“相場+中身”で判断しよう

二重埋没法の費用相場は、おおよそ6万〜20万円前後(両目)
糸の数や留め方、医師の技術力、保証の有無などによって価格は変わります。

価格の安さだけで判断するのではなく、「その金額に何が含まれているのか」「自分の希望や安心感と合っているか」を基準に選ぶことが大切です。

また、保証制度や再施術対応などはクリニックによって異なるため、
気になる項目はカウンセリング時にしっかり確認しておきましょう。

この記事の監修医師

コアクリニック院長 江崎正俊

経歴

  • 名古屋大学医学部医学科卒
  • 大手美容外科 院長歴任
  • eクリニック西日本統括医師

得意施術

  • 鼻整形
  • クマ治療
  • 目尻切開
  • グラマラスライン形成
  • 人中短縮
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