
大陰唇のたるみ取り(脂肪注入)
大陰唇のたるみ取り(脂肪注入)
大陰唇たるみ取りは、加齢や皮下脂肪の減少などによってたるんだ大陰唇に、再びハリを与えるための施術です。
左右のバランスを考慮しながら余分な皮膚を丁寧に切除し、美しい仕上がりになるよう精密に縫合します。
縫合には2種類の糸を使用でき、吸収糸(溶けるタイプ)と通常の医療用縫合糸があります。
コアクリニック名古屋で採用している吸収糸は皮膚組織に自然に吸収されるため抜糸の必要がなく、術後の負担を軽減できます。
大陰唇とは、女性器の外側で陰毛が生えているふくらみ部分を指します。
小陰唇の外側を覆う皮膚と皮下組織(皮下脂肪)で構成されており、脱毛の分野では「Iライン」と呼ばれる部位の一部です。
大陰唇のたるみは、先天的要因と後天的要因の両方によって起こります。主な原因としては、以下の5つが挙げられます。
遺伝 | 生まれつき大陰唇がたるんでいる場合は、親からの遺伝や隔世遺伝が原因と考えられます。 大陰唇の形状や脂肪の量には個人差があり、脂肪が少なく平坦なタイプ、脂肪が少なくたるみがあるタイプ、脂肪が多くふっくらしているタイプなど、さまざまなパターンがあります。 |
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加齢 | 年齢を重ねると、大陰唇内部の脂肪が減少し、皮膚のハリを保つコラーゲンも低下します。 その結果、皮膚が薄くなり、ハリを失ってたるみが生じやすくなります。 |
妊娠・出産 | 妊娠や出産後に大陰唇のたるみが気になり始めた場合は、これらが原因の可能性があります。 妊娠・出産による急激な体型変化や皮膚の伸びが、たるみを引き起こす要因となります。 |
急激な体重変化 | 急な体重増加や減少を経験すると、皮膚が変化に追いつけず余剰な皮膚が生じ、たるみにつながります。 ゆるやかな減量であれば皮膚も順応しますが、急激なダイエットでは収縮が追いつかず、皮膚の弛緩が目立ちやすくなります。 |
外部的な刺激 | 大陰唇は非常にデリケートな部位であり、外部からの刺激に弱い性質があります。 摩擦の強い下着、アトピーなどによる掻きこわし、ナプキンのムレやかぶれ、通気性の悪い下着、カンジダ膣炎などによるかゆみは、皮膚へのダメージとなります。 これらは黒ずみだけでなく、皮膚のたるみを引き起こす原因にもなります。 |
大陰唇のたるみ改善には、大きく分けて以下の3つの方法があります。
女性器専用レーザー機器を使用し、ハリを失った皮膚に弾力を与える方法です。レーザーの熱エネルギーがコラーゲンやエラスチンの生成を担う「線維芽細胞」を刺激・活性化し、これらの成分が増加することで皮膚の弾力性が向上します。
その結果、大陰唇のたるみが徐々に改善され、ハリのある状態へと導きます。
たるんだ余分な皮膚を直接切除し、縫合して形を整える外科的施術です。
切除にはメスを使う方法とレーザーを使う方法があり、どちらも丁寧な縫合によって滑らかな仕上がりを目指します。適切な処置を行えば、傷跡はほとんど目立ちません。
注射器を用いてボリュームを補い、たるみを改善する方法です。ヒアルロン酸注入は比較的短期間で効果を得られ、脂肪注入は自分の組織を用いるため自然な仕上がりと持続性が期待できます。
どちらもダウンタイムが短く、注射針による小さな跡しか残らないため、目立つ傷跡はほとんどありません。
当院では、大陰唇のたるみ改善にメスによる切除術をご案内しています。院長である江﨑正俊は、日本産科婦人科学会専門医を取得しており、会陰部の解剖を熟知しております。そのため、安心して施術をお任せいただければと思います。
また、「大陰唇をふっくらとさせながらたるみを解消したい」という場合には、脂肪注入による改善方法もご提案可能です。大陰唇のたるみ取りには複数のアプローチがあるため、患者様一人ひとりの状態やご希望に合わせて、最適な施術方法をご提供いたします。
メスを使用して切開を行った場合、施術後は切開部を縫合して傷口を閉じます。縫合には外縫いと中縫いの2種類があり、当院ではどちらの方法にも対応しています。
患者様の皮膚状態や仕上がりのご希望に応じて、最適な縫合方法をご提案します。
皮膚の表面を縫合して傷を閉じる方法です。
比較的費用を抑えられる場合がありますが、縫合糸が表面に見えるため、施術跡が目立ちやすいというデメリットがあります。
溶けるタイプの医療用糸を使い、皮膚の内部から縫合する方法です。傷跡が目立ちにくく、糸は自然に吸収されるため抜糸の必要がありません。
大陰唇脂肪注入は、患者様ご自身の太ももなどから脂肪を採取し、痩せてしまった大陰唇に注入してふっくらとした形状を取り戻す施術です。
施術は細い針を用いた注射のみで行うため、大陰唇に傷跡が残らず、美容施術を受けたことが外見からわかる心配もありません。自己脂肪を使用するためアレルギー反応のリスクが低く、注入法による施術のためダウンタイムも短いのが特長です。
通常の脂肪吸引はダウンタイムが長くなる場合がありますが、コアクリニック名古屋では体への負担を最小限に抑える吸引方法を採用しています。そのため、デリケートゾーンはもちろん、脂肪採取部位も滑らかで美しい仕上がりを目指すことが可能です。
大陰唇の脂肪が減少し、平坦な形状になると、見た目だけでなく機能面にも影響が出ることがあります。
主なトラブルは以下の通りです。
大陰唇の弾力は、皮膚内のコラーゲンや水分量だけでなく、皮下脂肪によって支えられています。
脂肪が減少するとハリが失われ、シワやたるみが生じやすくなります。
大陰唇は小陰唇や陰核を保護するクッションの役割を持っています。
しかし、脂肪が減ってしまうとクッション性が失われ、外部からの圧力や摩擦が直接伝わるようになります。
中には、自転車に乗っただけで痛みを感じるケースもあります。
ふっくらとした大陰唇は下着との摩擦を和らげ、小陰唇の黒ずみを予防します。
脂肪が減って平坦になると、小陰唇が直接下着に触れやすくなり、摩擦によるダメージで色素沈着が進みやすくなります。
以下のような方は、施術による負担やリスクが高くなるため、大陰唇脂肪注入はおすすめできません。
体調がすぐれない方
長時間同じ体勢を保つことが難しい方
血液をサラサラにする薬やサプリメントを服用中の方
以下に該当する方は、安全面の理由から施術をお受けいただけません。
妊娠中の方
B型肝炎・C型肝炎・HIVに感染している方
免疫状態が低下している方
重度の内科疾患をお持ちの方
局所麻酔薬にアレルギーを起こしたことがある方
大陰唇をふっくらさせる方法には、「脂肪注入」と「ヒアルロン酸注入」の2種類があります。それぞれの特徴を解説します。
自己脂肪を使用するため、生着した脂肪は長期間維持されます。注入した脂肪のうち約30%が定着するとされ、3回ほど施術を受けることで効果が半永久的に持続する場合もあります。
体内に徐々に吸収されるため、持続期間は1〜3年程度です。効果を維持するためには定期的な再注入が必要です。
自己組織を用いるため、アレルギー反応の心配がほぼありません。
アレルギーを起こす可能性は低いものの、ごく稀に異物反応としてしこりやアレルギー症状が出ることがあります。
大陰唇は色素が濃く血流が豊富なため、傷の治りが早く目立ちにくい部位です。さらに当院では、できる限り傷跡が残らないよう縫合方法にも工夫を施しますので、術後の傷跡が気になる心配はほとんどありません。
術後2〜3日程度お休みいただくことをおすすめしています。大陰唇たるみ取りは範囲が小さく身体的負担は少ない施術ですが、切開部位はデリケートな状態のため、刺激や負荷を避けて安静にお過ごしください。
目安として術後1か月程度はお控えください。傷口が完全に塞がる前に行うと、感染や出血のリスクが高まります。経過が気になる場合は、診察時に医師へご相談ください。
生理中は感染リスクが高く、また術後出血と生理の出血が判別しづらいため、おすすめしておりません。安全面を考慮し、生理が終わってからの施術をご案内します。
縫合方法や使用する糸によって異なります。中縫いの場合は溶ける糸を使用するため抜糸は不要です。抜糸を避けたい方はカウンセリング時にご相談ください。
遺伝、加齢、妊娠・出産、急激な体重変化、外部刺激などが原因となります。もともと気になっていた方は遺伝の影響が考えられ、加齢や体重変化によってもたるみが生じやすくなります。
遺伝、加齢、急激な体重変化、外部刺激などが原因です。加齢により脂肪が減少し皮膚のハリが低下すると、しぼんだ印象になりやすくなります。
施術当日は運転や入浴・シャワーを控えてください。1週間は飲酒・喫煙も避け、運動や性行為もダウンタイムが落ち着くまでお控えください。血行促進は腫れや内出血を悪化させる恐れがあります。
施術後、最低でも1か月はお控えください。傷口が塞がる前に行うと、感染のリスクが高くなります。
無理をせず安静に過ごすこと、入浴・飲酒・喫煙・運動など血行を促す行為を控えることが大切です。詳細はカウンセリング時にご案内します。
ヒアルロン酸は時間とともに体内へ吸収されるため効果は一時的ですが、脂肪注入は定着すれば長期的な効果が期待できます。老化による脂肪減少はありますが、メンテナンスで長く維持可能です。
脂肪細胞そのものが減少するため、部分痩せ効果が期待できます。リバウンドしにくく、痩身目的での脂肪吸引と併用することも可能です。
施術内容 | 通常価格 | 部分モニター価格 |
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小陰唇縮小術 片側 | 175,000円 | 140,000円 |
小陰唇縮小術 両側 | 250,000円 | 200,000円 |
陰核包茎 | 100,000円 | 80,000円 |
副皮除去術 片側 | 175,000円 | 140,000円 |
副皮除去術 両側 | 250,000円 | 200,000円 |
大陰唇たるみ取り 片側 | 200,000円 | 160,000円 |
大陰唇たるみ取り 両側 | 300,000円 | 240,000円 |
会陰部贅皮切除術 | 200,000円 | - |
肛門周囲余剰皮膚切除 | 200,000円 | - |
処女膜再生 | 250,000円 | - |
処女膜切開 | 250,000円 | - |
メッセージ
はじめまして。当院では、ドクターが直接カウンセリングをし、ご希望・お悩みに応じて、豊富な選択肢の中からベストな治療法をご提案いたします。
私は今まで鼻整形、クマ取り、口元手術といった中顔面中心に1万件を超える十分な症例経験を積んでおります。