脂肪注入
脂肪注入

脂肪注入とは、ご自身の体太ももやお腹などから採取した脂肪を、お顔のボリュームが不足している額、こめかみ、頬、ほうれい線などの部分に注入し、若々しいハリと立体感を取り戻す施術です。
アンチエイジング治療の代表格として知られ、加齢によって失われたボリュームを、最も自然な形で補うことができます。
年齢とともにお顔が痩せ、シワやたるみが目立ってくる大きな原因の一つに、「顔の脂肪の減少」が挙げられます。若い頃はパンと張っていた頬の脂肪が失われることで、皮膚を内側から支える力が弱まり、ほうれい線が深くなったり、頬がこけたりして、疲れた印象や老けた印象に繋がってしまうのです。
脂肪注入は、この失われたボリュームを補うことで、シワや窪みを改善し、ふっくらとした若々しい輪郭を取り戻します。ご自身の組織を用いるため、アレルギーなどの拒絶反応のリスクが極めて低く、仕上がりも非常に自然です。
さらに、注入する脂肪には「幹細胞(ステムセル)」が豊富に含まれています。この幹細胞が、肌の再生能力を高め、コラーゲンの生成を促進するため、単にボリュームアップするだけでなく、肌のハリやツヤ、小ジワの改善といった、肌質そのものを向上させる効果も期待できます。
脂肪注入は、エイジングケア目的だけでなく、より魅力的な輪郭を形成するためにも用いられます。例えば、丸みのある女性らしい「おでこ」を作ったり、ふっくらとした可愛らしい「頬(アップルチーク)」を形成したりと、お顔に柔らかく美しいラインを創り出すことが可能です。
しわや窪みを改善する治療として、脂肪注入とヒアルロン酸注入はどちらも人気の施術ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
最も大きな違いは、効果の持続性です。脂肪注入は、ご自身の体から採取した脂肪を注入するため、定着した脂肪は半永久的な効果が期待できます。一般的に、注入した脂肪の50〜60%が定着すると言われており、1回の施術(場合によっては数回)で理想の状態を目指すことが可能です。
一方、ヒアルロン酸注入は、時間とともに体内に吸収されるため、効果を持続させるには定期的な再注入が必要となります。
また、脂肪注入はご自身の組織を用いるため、異物に対するアレルギー反応や炎症のリスクが低い、安全性の高い施術と言えます。
脂肪注入は、顔の浅い層から深い層まで、より細かく注入量を調整できるのが特徴です。これにより、表情筋の動きに合わせて自然な仕上がりを目指せます。
ヒアルロン酸注入を何度も繰り返している方や、異物を体内に入れることに抵抗がある方には、脂肪注入が特に適しています。
どちらの施術がお客様にとって最適かは、お悩みの内容や理想とする仕上がりによって異なります。当院では、それぞれの施術のメリット・デメリットを丁寧に説明し、一人ひとりに合った最適な治療法をご提案します。
脂肪注入は、採取したご自身の脂肪を、気になる部位に注入して悩みを改善する施術です。
カウンセリング・デザイン

脂肪を採取する部位と注入する部位をマーキングし、仕上がりのイメージを共有します。
脂肪の採取
麻酔後、皮膚に数mmの小さな穴を開け、カニューレと呼ばれる細い管で脂肪を採取します。主に太ももの裏側やお尻から採取することが多いです。
脂肪の加工
採取した脂肪から、注入に適した状態の良質な脂肪細胞のみを選別・精製します。
脂肪の注入

精製した脂肪を、気になる部位に丁寧に注入していきます。脂肪の定着率を考慮し、仕上がりのイメージよりもやや多めに注入します。注入後は、定着の状態を確認するため数ヶ月の経過観察を行います。
コアクリニック名古屋では、以下の様な方に脂肪注入をおすすめしています。
頬をふっくらと丸くしたい
ほうれい線や深いシワを改善したい
目の下のくぼみやクマが気になる
こめかみのくぼみを解消したい
可愛らしい印象になりたい
異物を体に入れることに抵抗がある
ヒアルロン酸注入のように、何度も施術を受けたくない
脂肪注入は、単に脂肪を注入するだけでなく、術前の綿密なデザインが仕上がりを大きく左右します。
当院では、お客様一人ひとりの骨格や皮膚の状態、脂肪のつき方を細かく分析。注入する脂肪の量や部位を丁寧にデザインすることで、不自然さのない自然な仕上がりを目指します。
診断からデザイン、そして施術まで、豊富な経験を持つ医師が一貫して担当します。高度な技術と細やかなデザインが求められる施術でも、お客様の理想のバランスを追求し、最適な結果を提供します。
アンチエイジング治療にご興味のある方は、ぜひ一度コアクリニック名古屋にご相談ください。
脂肪注入は「脂肪を採取した箇所」と「脂肪を注入した箇所」の2種類の傷ができますが、どちらも目立たないよう最大限配慮して行います。
脂肪を採取した箇所は数ミリの小さな切開創で、体のシワなど、目立たない部分に作ります。最初の数ヶ月は赤みがありますが、時間とともに白く細い線状になり、ほとんど分からなくなります。
脂肪を注入した箇所は極細の注射針による針穴のみですので、赤みは数日で引き、傷跡として残る心配はほとんどありません。
大きな腫れや内出血が落ち着くまでの期間は、約1〜2週間が目安です。
腫れ・内出血は脂肪を採取した部位と注入した顔の両方に、腫れや内出血が出ることがあります。最初の数日間がピークで、その後は通常のあざと同じように、1〜2週間かけて徐々に黄色っぽく変化しながら消えていきます。
注入した脂肪が、自身の組織として完全に生着(定着)するまでには、約3ヶ月〜半年の期間が必要です。術後しばらくは、定着しなかった脂肪やむくみが吸収されるため、少しボリュームが減ったように感じることがあります。最終的な仕上がり(完成形)は、術後半年ほどお待ちいただく、時間のかかる施術です。
施術中・術後ともに、痛みを最小限に抑える工夫をしています。
脂肪を採取した箇所は術後1週間程度、動いたり触ったりした際に、筋肉痛のような鈍い痛みや、つっぱるような違和感が生じることがあります。
顔の脂肪注入の場合には、注入箇所に強い痛みが出ることは稀です。
いずれの痛みも、処方する痛み止め(消炎鎮痛剤)で十分にコントロールできる範囲です。痛みや違和感は、日に日に和らいでいきますのでご安心ください。
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メッセージ
はじめまして。コアクリニック院長の江崎と申します。
私は今まで鼻整形、クマ取り、口元手術といった中顔面を中心に1万件を超える症例経験を積んできました。
患者様の理想をしっかりお伺いした上でベストな提案をすることを心がけており、カウンセリングから手術まで一貫して私が担当させていただきます。
お悩みの相談だけでも歓迎ですので、ぜひお気軽にカウンセリングにいらしてください。