
小陰唇縮小(びらびら切除)
小陰唇縮小(びらびら切除)
小陰唇縮小術は、デリケートゾーンにある小陰唇、いわゆる「びらびら」の大きさや形、黒ずみ、左右差を整える婦人科形成手術です。
小陰唇の大きさや形は、生まれつきの個人差が非常に大きいですが、妊娠・出産や、加齢によって後天的に肥大化したり、たるんだりすることもあります。
肥大した小陰唇は、見た目のコンプレックスになるだけでなく、下着やズボンとの摩擦による痛み、性交渉時の巻き込みによる痛み、汚れが溜まりやすいことによるニオイやかゆみなど、日常生活における様々な機能的なお悩みの原因となります。
小陰唇縮小術は、この余分な組織を、機能と審美の両面から最適なデザインで切除し、丁寧に縫合することで、これらのお悩みを根本から解決する施術です。縫合には、多くの場合、自然に溶けてなくなる吸収糸を使用するため、術後の抜糸も不要です。
また、小陰唇だけでなく、クリトリスを覆う「副皮」とのバランスも重要です。より自然で美しい仕上がりを目指すために、コアクリニック名古屋では「副皮除去術」との組み合わせもおすすめしています。
小陰唇の大きさや形は、一人ひとり異なります。その肥大の原因は、一つだけではなく、様々な要因が考えられます。
最も一般的な原因は、生まれつきの体質、すなわち遺伝によるものです。顔立ちや体つきに個性があるように、小陰唇の大きさも、多くは生まれ持った個性の一部です。
生まれつきの大きさに加え、後天的な要因で、年齢とともに小陰唇が大きくなったり、たるんだりすることもあります。
妊娠・出産 | 妊娠・出産時のホルモンバランスの変化や、出産時の物理的な伸展によって、組織が伸びてしまうことがあります。 |
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加齢による変化 | 年齢とともに、皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、ハリが失われることで、たるみが生じ、結果的に肥大したように見えることがあります。 |
物理的な刺激 | 乗馬や自転車など、股間に継続的な圧迫や摩擦がかかる習慣や、きつい下着の着用などが、長期的に組織を伸展させる一因となる可能性も指摘されています。 |
慢性的な炎症 | アトピー性皮膚炎や、尿失禁によるかぶれなど、デリケートゾーンに慢性的な炎症が続くことで、皮膚が厚くなってしまうケースもあります。 |
これらの原因が複合的に関わっていることも少なくありません。
原因が、何であれ大きさによる不快感や見た目のお悩みは、小陰唇縮小術によって改善することが可能です。
小陰唇縮小術について正しく理解するために、まずは関連するデリケートゾーンの部位の名称と、その特徴について解説します。
デリケートゾーンの一番外側にある、脂肪を含んだふっくらとした部分です。内部の繊細な組織を、外部の衝撃から守るクッションの役割を果たしています。小陰唇に比べて、左右対称に近い形をしているのが一般的です。
大陰唇の内側にある、薄いヒダ状の皮膚で、尿道口や膣口を乾燥や摩擦から保護する大切な役割があります。
この小陰唇は、大きさ、色、形に非常に個人差が大きいのが特徴で、左右非対称であることも全く正常です。「これが正しい形」という医学的な基準は存在しません。 しかし、このヒダが生まれつき大きい、あるいは後天的に伸びてしまったことで、痛みや衛生面での不快感、見た目のコンプレックスが生じることがあり、それを解決するのが小陰唇縮小術です。
クリトリスは、小陰唇が上部で合わさる部分にある、非常に神経が集中した器官です。一般的に外から見えているのは、5〜7ミリ程度の先端部分だけですが、その本体はYの字を逆さにしたような形で、骨盤の内部へと繋がっています。
そして、このクリトリスの先端を保護しているのがクリトリス包皮(ほうひ)です。この包皮は、小陰唇と連続した一枚の皮膚として繋がっています。そのため、小陰唇だけを縮小すると、相対的にクリトリス包皮の余り(いわゆる副皮)が目立ってしまい、不自然なバランスになることがあります。
この理由から、小陰唇縮小術は、多くの場合、このクリトリス包皮の形を整える「副皮除去術」と同時に行われます。
小陰唇の肥大は、病気ではありません。しかし、その大きさや形が原因で、女性のQOL(生活の質)を大きく下げる、様々な心と身体のトラブルを引き起こすことがあります。
日常的な摩擦による痛み | 肥大した小陰唇は、下着やズボンに擦れたり、挟まったりしやすく、慢性的な痛みや違和感の原因となります。自転車に乗るときなどに、特に強い痛みを感じる方もいらっしゃいます。 |
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性交渉時の痛み(性交痛) | 性交渉の際に、肥大した小陰唇が膣の中に巻き込まれてしまい、痛みを引き起こすことがあります。これが、性生活に対して消極的になってしまう一因となることも少なくありません。 |
排尿時の悩み | 尿が小陰唇のヒダにあたってしまい、意図しない方向に飛び散ってしまうことがあります。 |
複雑なヒダの間には、尿やおりもの、恥垢(ちこう)と呼ばれる垢が溜まりやすくなります。これにより、デリケートゾーンの不快なニオイやムレ、そして、かゆみや炎症(膣炎など)を繰り返す原因となります。小陰唇を小さく整えることは、清潔を保ちやすくするという衛生面での大きなメリットがあります。
見た目のコンプレックス | 大きさや左右差、黒ずみなどが気になり、「人とは違うのではないか」と、温泉やジムの着替えなどの場面で、人目を過剰に意識してしまうことがあります。 |
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パートナーシップへの影響 | 見た目へのコンプレックスから、パートナーとの時間に対して自信が持てず、消極的になってしまう方もいらっしゃいます。 |
これらのトラブルは、一人で抱え込まずに専門医にご相談いただくことで、解決への道が開けます。小陰陰縮小術は、こうした心と身体の負担を根本から解消し、より快適で自信に満ちた毎日を送るための一つの有効な手段です。
コアクリニック名古屋では、患者様の安全と快適性、そしてご満足いただける仕上がりを第一に考え、以下の流れで施術を丁寧に進めます。
カウンセリングとデザイン
まず、医師が患者様のお悩みと理想の形を詳しくお伺いします。その上で、小陰唇だけでなく、副皮(クリトリス包皮)など周辺の組織とのバランスを考慮しながら、切除するラインをミリ単位で精密にデザインします。この術前のデザインが、自然で美しい仕上がりを実現するための最も重要な工程です。
麻酔
施術前に、麻酔クリームや極細の針を用いた局所麻酔を丁寧に行います。手術中に痛みを感じることはありませんので、痛みが苦手な方でもご安心ください。
余剰組織の切除
デザインに沿って、肥大化した部分や黒ずみが強い部分の組織を、レーザーやメスを用いて丁寧かつ正確に切除していきます。
精密な縫合
仕上がりの美しさを大きく左右するのが、この縫合です。当院では、傷跡が限りなく目立たなくなるよう、「中縫い」を基本とした高度な縫合技術を採用しています。
クリニックによっては外縫い・中縫いなどで値段を分かれていますが、コアクリニック名古屋では患者様の症状・小陰唇の大きさなどに応じて最適な縫合法を値段をわけずに行っております。
小陰唇縮小術の仕上がりの美しさは、医師の縫合技術によって大きく左右されます。コアクリニック名古屋では、傷跡が限りなく目立たなくなるよう、以下の技術を用いています。
当院では患者様の術前の状態をしっかり判断し、外縫い・中縫いもしくは外縫いと中縫いを組み合わせた縫合方法を価格が変わることなく、経験豊富な医師が提案させていただきます。
切開した皮膚の表面を縫い合わせて傷口を閉じる方法です。 縫合糸が表面に見えるため、抜糸までの間は施術跡が目立ちやすいという点がデメリットですが、中縫いだけでは完全に合わせることができない表皮の縫合が可能なので仕上がりを考えた場合、中縫いと外縫いを組み合わせることが重要になってきます。
皮膚の内側を、溶ける医療用の糸で縫い合わせる方法です。 傷跡が目立ちにくく、抜糸の必要がないのが大きなメリットです。
コアクリニック名古屋では、以下のような方に小陰唇縮小術をおすすめしています。
小陰唇の大きさが気になる方
小陰唇の左右差に悩んでいる方
小陰唇のたるみを改善したい方
小陰唇の黒ずみが気になる方
デリケートゾーンの臭いが気になる方
パートナーから陰部を指摘されたことがある方
排尿時に尿が飛び散るのが気になる方
デリケートゾーンに痛みを感じることがある方
性行為中に小陰唇が巻き込まれて痛みを感じる方
小陰唇縮小術には、以下のようなメリットがあります。
下着との摩擦による痛みや性行為時の不快感が解消され、精神的なストレスも軽減されます。これにより、パートナーとの関係性にも良い影響が期待できます。
小陰唇を小さくすることでデリケートゾーンが洗いやすくなり、汚れが溜まりにくくなるため、臭いの軽減や改善につながります。
「小陰唇が大きい」「形がおかしい」「黒ずみが気になる」といった見た目に関する不安が解消され、自分に自信を持てるようになります。
小陰唇縮小術のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。
外縫いで縫合した場合、抜糸を行うまで施術部位の糸が表面に見えてしまいます。
施術後しばらくは出血があったり、皮膚が引っ張られるような痛みや違和感が生じたりする場合があります。
処女膜は、膣の入り口にある薄い粘膜のひだで、中央には小さな穴が開いています。形や厚さ、硬さには個人差があり、一般的には性行為やタンポンの挿入、激しい運動などによって破れるのが特徴です。
処女膜が硬い場合、性行為のたびに痛みや出血を伴うことがあります。また、生まれつき厚く硬い方は、性行為が困難になるケースもあります。
初めての性行為よりも前に、運動やタンポンの使用によって処女膜が破れてしまうこともあります。そうした場合に「処女膜を再生させたい」と悩む方も少なくありません。
処女膜切開術や処女膜再生術は、このような処女膜にまつわる様々なお悩みを解決するための施術です。
性交時に痛みを感じる原因の一つが処女膜強靭症です。通常、処女膜は柔らかく、性行為などで破れますが、処女膜強靭症の方は名前の通り処女膜が非常に硬く、挿入のたびに強い痛みや出血を伴うことがあります。 非常にデリケートな問題であるため、パートナーにも相談できず一人で悩みを抱え込む女性も少なくありません。
2,000人に1人程度の割合で見られる疾患で、処女膜に穴がなく、完全に閉鎖している状態を指します。初潮を迎えるまで無症状であることが多く、生理が始まってから徐々に下腹部痛などの症状が現れて初めて気づくケースがほとんどです。
処女膜切開術は、性交時の痛みや出血に悩む女性のための婦人形成術です。硬くなってしまった処女膜を切開して膣口を広げることで、性交痛や出血を改善します。
メスを使用する施術ですが、痛みは比較的軽く、ピークは2〜3日程度です。施術時間は約15分と短く、日帰りで受けていただくことが可能です。傷跡も目立ちにくいのが特徴です。
処女膜切開術は、以下のようなお悩みを持つ女性におすすめです。
性行為が痛くてつらい
挿入がスムーズにいかない
性行為のたびに出血する
子どもが欲しいのに性行為ができない
日帰りで施術を受けたい
処女膜閉鎖症に悩んでいる
処女膜再生術は、膣の粘膜を特殊な糸で縫い合わせ、破れてしまった処女膜を一時的に再生させる施術です。
激しい運動など、性行為以外の原因で処女膜が破れてしまい、「初めてのパートナーに指摘されるのが不安」といったお悩みを抱える女性に適しています。
施術後、再び性行為をすれば再生させた処女膜は破れてしまいますが、一時的に処女膜を再生させたい方に向いています。
処女膜再生術は、以下のようなお悩みを持つ方におすすめです。
破れてしまった処女膜を再生したい方
初めての性交の感覚をもう一度体験したい方
パートナーから処女だと思われたい方
スポーツなどが原因で処女膜が破れてしまい、再生を希望する方
コアクリニック名古屋で行う処女膜切開術・処女膜再生術の施術方法をご紹介します。
コアクリニック名古屋では院長である江﨑が日本産婦人科専門医であり、婦人科形成のおいての知識はどの美容外科より長けております。
まず、カウンセリングで患者様の状態を確認します。 施術当日は麻酔を使用するため、痛みはほとんどありません。特殊な高周波メスを用いて処女膜を切開し、縫合まで含めておよそ15分で完了します。
処女膜切開術と同様に、まずはカウンセリングで状態を詳しく確認します。 施術当日は麻酔を使い、カウンセリングで決めた方針に沿って丁寧に手術を行います。縫合した糸が外から見える心配はありません。
痛みと腫れ | 麻酔が切れると徐々に痛みが出てきますが、約2~3日をピークに1週間程度で落ち着きます。腫れも同様に1週間ほどで引いていきます。 |
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内出血 | 内出血が生じる場合がありますが、通常は1~2週間でおさまります。 |
感染症と出血 | 患部の熱感や痛みが引かない、または悪化している場合は、感染症の可能性があるため速やかにご連絡ください。ナプキンを頻繁に交換する必要があるほどの出血が見られる場合も、すぐにご連絡をお願いします。 |
日常生活 | 施術後すぐに激しいスポーツや力仕事をすると、傷口が開く恐れがあるため控えてください。入浴は1週間ほど避け、シャワーは翌日から可能です。 |
処女膜切開術は、麻酔を使用するため施術中の痛みはほとんどありません。しかし、麻酔が切れると徐々に痛みを感じ始めることがあります。
まれに、傷口から細菌が侵入し、感染症を引き起こす可能性があります。
施術後、切開した処女膜が再びくっついてしまい、元に戻ってしまうケースがごくまれにあります。
いいえ、小陰唇縮小術は、病気の治療ではなく、形を整えることを目的とした美容外科手術とみなされるため、健康保険の適用外となり、自由診療(全額自己負担)となります。
入院の必要はなく、日帰りで受けていただける手術です。ただし、術後にはダウンタイムがあります。コアクリニック名古屋の場合、術後2〜3日が痛みや腫れのピークです。
お仕事への復帰は、デスクワークなどであれば術後2〜3日から可能な方もいらっしゃいますが、立ち仕事や体を動かすお仕事の場合は、1週間程度のお休みを推奨することもあります。あなたのライフスタイルに合わせて、最適な術後の過ごし方をカウンセリングにて詳しくご説明します。
性的な感覚を司る神経は、小陰唇の表面ではなく、より深い部分にあります。当院の医師は、この解剖学的な構造を熟知しており、神経を傷つけないよう、組織の表面のみを丁寧に切除します。そのため、後遺症として不感症になる心配はまずありません。 術後、腫れが治る過程で、一時的に感覚が鈍くなることはありますが、これは回復とともに自然に戻りますのでご安心ください。
はい、同時に行うことを強くお勧めします。小陰唇とクリトリス包皮(副皮)は、一枚の皮膚として繋がっているため、片方だけを小さくすると、もう片方の余りが不自然に目立ってしまうことがあります。同時に切除・縫合することで、デリケートゾーン全体が、一つの連続した美しいラインとして仕上がります。 また、衛生面が改善したり、感度が向上したりといったメリットも期待できます。
はい、改善が期待できます。小陰唇の黒ずみは、下着などによる慢性的な摩擦で、皮膚のフチの部分に最も強く現れる傾向があります。小陰唇縮小術では、この余分なフチの部分を切除するため、結果的に黒ずみも一緒に改善されることが多いです。ただし、切除しない部分の黒ずみは残りますので、カウンセリングにて詳しくご説明いたします。
医学的には、処女膜の明確な役割は完全には解明されていません。一説には、免疫力が未熟な幼少期に、膣内への細菌の侵入を防ぐためのものだったのではないか、とも言われています。成人女性にとっては、機能的に必須の器官というわけではありません。
はい、どちらの手術にも短いダウンタイムがあります。術後2〜3日をピークに、腫れや鈍い痛みが出ることがありますが、1週間ほどで自然に落ち着きます。内出血が出た場合も、1〜2週間で消えていきますのでご安心ください。ただし、熱感や強い痛みが続く場合は、速やかに当院へご連絡ください。
いいえ、生理期間中の手術は避けていただくようお願いしております。衛生的な観点から感染症のリスクが高まること、そして、経血なのか術後の異常な出血なのかの判断が難しくなるためです。安全のため、生理期間と重ならない日程でご予約ください。
これは、受けられた手術によって全く異なります。
【処女膜再生術の場合】
術後1〜2週間が目安です。 再生術で使用する糸は自然に溶けるため、2週間以上経過すると、再形成した処女膜が弱くなってしまいます。そのため、処女膜がある状態での性交渉をご希望の場合は、術後1〜2週間の間に行っていただく必要があります。
【処女膜切開術の場合】
術後1ヶ月はお控えください。 切開術の場合、傷が完全に治癒する前に性交渉を行うと、感染症を起こすリスクがあります。安全のため、術後1ヶ月間は性交渉をお控えください。
はい、初めての性交渉と同様の状態を再現する手術ですので、基本的には少量の出血を伴うとお考えください。ただし、出血の量には個人差があり、全く出血しない方もいらっしゃいます。「絶対に出血する」とは断言できませんが、初体験に近い感覚を再現することが目的の手術です。
はい、未成年の方でも、処女膜切開術・再生術のどちらもお受けいただけます。ただし、必ず親権者様の同意と、カウンセリングへのご同伴が必要となります。安全な医療を提供するため、保護者様にも施術内容を十分にご理解いただくことが当院の方針です。
施術内容 | 通常価格 | 部分モニター価格 |
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小陰唇縮小術 片側 | 175,000円 | 140,000円 |
小陰唇縮小術 両側 | 250,000円 | 200,000円 |
陰核包茎 | 100,000円 | 80,000円 |
副皮除去術 片側 | 175,000円 | 140,000円 |
副皮除去術 両側 | 250,000円 | 200,000円 |
大陰唇たるみ取り 片側 | 200,000円 | 160,000円 |
大陰唇たるみ取り 両側 | 300,000円 | 240,000円 |
会陰部贅皮切除術 | 200,000円 | - |
肛門周囲余剰皮膚切除 | 200,000円 | - |
処女膜再生 | 250,000円 | - |
処女膜切開 | 250,000円 | - |
メッセージ
はじめまして。当院では、ドクターが直接カウンセリングをし、ご希望・お悩みに応じて、豊富な選択肢の中からベストな治療法をご提案いたします。
私は今まで鼻整形、クマ取り、口元手術といった中顔面中心に1万件を超える十分な症例経験を積んでおります。